アストンマーティン横浜に初訪問
もう昨日の記事で書いた事だから初というのはちょっと変かもしれないけど、今日はアストンマーティン横浜を紹介します。本当は昨日の記事にその他のアストンマーティンの写真も掲載するつもりだったんだけどラピードが美しすぎてついページを消費してしまったが故に別記事になってしまった。
アストンマーティン横浜 公式サイト
https://www.graz-yokohama.jp/
アストンマーティン横浜を展開するのは、グラーツ・オートモビール。同社はここのオープン前から世田谷区に中古車販売店を構えていたんだけれど(公式サイト)、その店舗がファサード、インテリアどちらもかなり個性的で通る度に気になっていた。しかしアストンマーティン横浜に関してはアストンマーティンのCIコンセプトがあるためか、基本的に他のアストンマーティン正規ディーラーと同様の雰囲気で造られている。
立地は中華街と山下公園の近くで、ホテル・ニューグランドに隣接して立地している素晴らしいロケーション。 比較対象がアストンマーティン東京になってしまうけれど、それに比べるとだいぶコンパクトな店内。半分くらいかもしれない。かなり珍しいであろう「ブラッシュ・パール」というカラーのDB11があった。非常に淡い小豆色をしている。一緒に居た友人曰く、「昔のアメ車によくあったよね」とのこと。言われてみればアメリカン!この色を車のボディカラーにしようと思ったアストンマーティンも挑戦的と思うし、案外悪くない感じに落ち着いているのも凄い。意外と似合っていた。 コンフィグレータで見ると結構ピンクっぽくて、「うわっ…」って感じがしたけど、実物を見ると本当に穏やかな小豆色だった。 「アーデン・グリーン」。この色で間違いない。どこからどう見てもゴールドだったけど、名前は「グリーン」。陽の当たり方で見え方が変わるのだろうか?その辺りが気になった色。 グリーンだろうがゴールドだろうが、美しい色であることには変わりはない。 名前も色の雰囲気も、紛うことなきイギリス車を感じる色。このカラーのDB11はかなり珍しい…というか、ここの店舗は珍しい色のアストンマーティンばかり展示してあったのが印象的。
最後は、実に魅惑的なDBS。最初は青にしか見えなかったんだけど、友人と「これは紫でしょう」「いや青でしょう」「いやこれはどう見たって紫でしょう」「ええ青…あっ紫だ」という問答をしてしまった色。私には最初紺色にしか見えなかったんだ。光が当たっていないとあまり紫が目立たないのかもしれない。
紫色の車と聞けば派手な色が想像されるだろうけど、そんな特殊な色でも派手になりすぎない事には言葉も出ない。一歩間違えればネオン光る農耕機の様な戦慄のコーディネイトになってしまうけれど、ボディのデザインと色が上手く調和し、美しい旋律のようなエクステリアにまとまっている。 こんな妙な色を違和感無く着こなす車がどれだけあるだろうか。当然、アストンマーティンが似合うと判断したからこの色が与えられているんだろうけれど、その色をラインナップに加えるアストンのセンスにも唸るしかない。素晴らしい。 時折雪舞う極寒の中、楽しい時間でした。今度はお買い物に来られるといいね。