GT SPORTでDBR9の撮影会

この前の記事で書いたように、GT SPORTにアストンマーティンのレースカーであるDBR9が追加された。せっかく追加されたんだし、ってことでドライブする以外にも色々試してみた。

スケープスで撮影

GT SPORTには「スケープス」という撮影ツールが備わっている。ゲーム内の車両を様々なロケーションに置いて撮影ができるシステムなのだが、これが案外奥深くてついやり込んでしまった。レース車両となれば、やっぱりサーキットだよね。ってことでDBR9が24時間レースで勝利を収めたル・マンからやってみた。

ル・マンサーキット

ル・マンサーキット(フランス)

ル・マンサーキット

ル・マンサーキット(フランス)、ピットでV12ヴァンテージGT3と

DBR9は、FIA GT選手権の中でスパ・フランコルシャン24時間レースも走り抜けた。

スパ・フランコルシャン

スパ・フランコルシャン(ベルギー)

更に、2010年にはFIA GT1選手権でニュルブルクリンク

ニュルブルクリンク

ニュルブルクリンク(ドイツ)、カルッセルにて

この他にも、「リバリー」という車のデザイン変更が可能な機能を使って、リアルさを追求してみた。

富士スピードウェイ

富士スピードウェイ(日本)、ダンロップコーナーにて

気付いただろうか?これまでのガルフカラーとは違い、緑のカラーリングになっている。
これは、DBR9が「ASTON MARTIN 赤坂 DBR9」として2009年にSUPER GTにGT500クラスとして第1(岡山国際サーキット),3,7(富士スピードウェイ)戦に参戦した際の様子を再現したものだ。
(当時のニュース記事)

リバリーはこちらを使用した。アストンマーティン赤坂という事は、当時存在したアストンマーティン赤坂によるスポンサードだったのだろうか。
#21 ASTONMARTIN 赤坂DBR9 ’09
https://www.gran-turismo.com/jp/gtsport/user/discover/search/carLivery/livery/1077350/1/8151604454913771065

アストンマーティン赤坂DBR9

アストンマーティン赤坂 DBR9

そして同じレースに参戦していた車両の中でGT SPORTに用意されているのはこの3車種。幸運にも、熱心な愛好家によって当時のデザインがかなりの再現度で表現されていた。ありがとう!!

NSX
ARTA NSX 2009
https://www.gran-turismo.com/jp/gtsport/user/my-library/carLivery/livery/2443729/1/5116731360407455272
KEIHIN NSX ’09 v1.1
https://www.gran-turismo.com/jp/gtsport/user/my-library/carLivery/livery/1003495/1/6197029035381359648

GT-R
H.I.S ADVAN KONDO GT-R 2009
https://www.gran-turismo.com/jp/gtsport/user/my-library/carLivery/livery/4188438/1/8142587299914352184
’09 Hasemi TOMICA EBBRO GTR
https://www.gran-turismo.com/jp/gtsport/user/my-library/carLivery/livery/1060590/1/8431324550929580064
MOTUL AUTECH GT-R 2009Fuji
https://www.gran-turismo.com/jp/gtsport/user/my-library/carLivery/livery/2632429/1/4756439007620006952
IMPULCALSONICGT-R ’09
https://www.gran-turismo.com/jp/gtsport/user/my-library/carLivery/livery/1902613/1/4909588871584416296

SC430
KRAFT SC430 ’09
https://www.gran-turismo.com/jp/gtsport/user/my-library/carLivery/livery/5546463/1/5917805860422156320
ZENT CERUMO SC430 2009
https://www.gran-turismo.com/jp/gtsport/user/my-library/carLivery/livery/4496963/1/8296295718229935145
ENEOS SC430 ’09
https://www.gran-turismo.com/jp/gtsport/user/my-library/carLivery/livery/1011787/1/7359444754164122656
PETRONAS TOM’S SC430 ’09 Rd.6
https://www.gran-turismo.com/jp/gtsport/user/my-library/carLivery/livery/5546463/1/4900568480203440696

富士スピードウェイ

富士スピードウェイ(日本)、ホームストレート

富士スピードウェイ

富士スピードウェイ(日本)、ダンロップコーナー

スケープスは通常のカメラと同様の設定が可能だから、写真撮影の知識がある程度あるとかなり再現の幅が広がる。車両についてもライトの点灯設定など色々細かく設定を変更できる。ただ、配置可能な台数が3台に限られている上に、同じ車両を複数台配置する事は不可能な仕様だから、レースの様に同じ車種のカラーリング違いが沢山走るといったシチュエーションは再現できない
レースの再現は撮影よりもレースでやってな。という事かもしれないが、写真好きとしてはじっくり自分好みに配置してカメラセッティングをして撮影したくなる。
それと、サーキットにおけるリアリティを追求すると、走行ラインを考えて車両を配置したくなってくる。これが面倒だがそれを考えるのもまた面白かった。もっと言うと、ブレーキング時のノーズダイブやコーナーでのロールも表現して欲しい。更に贅沢を言うと、タイヤカスによる汚れも表現したい。擬似的に走行状態を作るというのは意外と詰める項目が多くて奥が深い。だがそれ故にいい感じにリアルさを表現できると気持ちがいい。

富士スピードウェイ

富士スピードウェイ(日本)、13コーナーにて

富士スピードウェイ

富士スピードウェイ(日本)、ダンロップコーナーにて

こうしてリバリー機能でレース仕様のカラーリングを表現できるのが結構楽しかった。こうして走る以外にも楽しみ方が広くあるのはGT SPORTならではで、これも魅力のひとつだね。

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