今日は車から離れた話題にしてみようと思う。

車関係のtwitterを見ていると、よく他人の車について文句を言ったり、簡単に言うと叩くという行為を見かける。
そう言う事が本当に日常茶飯事で、この趣味の世界の人達は何故そんなに敵を常に探しているのかと思った。

つい最近も、若い女性が頑張ってアルバイトをして車を買った事が非難され、最終的にアカウントを削除してしまうという結末に至ってしまった。
私からしてみたら、そんなどうでもいい事に文句をつけてどうするんだとしか言いようがない。
自分の少しでも気に食わない事、嫌な事があるだけでなぜそれを本人にぶつけるのか。

そして、その件が広がると「彼女は何も悪くないのに叩かれてアカウントを消してしまった。こんな酷い事があっていいのか」という意見が多く見られるようになった。
その意見自体には私も賛同する。ただ、今度は逆に正義感の嵐のようなものが吹き荒れた感じがして、それはそれで疲れた。
どうも極端に発言が流れやすいんじゃないかと思った。

正義感というのはそれだけ聞くと素晴らしく、持つべきだと思うかもしれないし、確かにそれ自体は間違っていないと思う。
ただ、その正義に対する疑いの気持ちも忘れてはいけないんじゃないかとも思っている。正義というのは武器だと考えれば、その武器の使い方には慎重にならないといけないというのも分かりやすいんじゃないかな。間違って使ってしまえば、それは攻撃される必要の無い対象を攻撃してしまった事になる。

少し話がずれたけれども…なぜ多様性を許容しないんだろう。
車には沢山の楽しみ方があって、沢山の好みもある。改造、距離感、扱い方、色々あるけど、皆それらの考えは違う。
勿論私だって、VIPとか呼ばれる車は苦手だし、何のためにタイヤを極度にハの字にしているのか理解できない。意味ないでしょ、それ。しかし、だからと言ってそれを好む人々を批判するのもまた違う。したい気持ちも分かるんだけど、とっても。

皆がそれぞれの考えで車を楽しんでいるんだから、迷惑をかけたりしない限りは他の楽しみ方に口出しすべきじゃない。
でも「それださい」とか言いたい気持ちは非常に分かる。でもすべきではない。我慢しないといけない。

と、思う。

何も文句を言うなとまで行かなくても、もう少し平和な世界になるようになったらと思うんだけど…どうもそう言う考えの人はそう多くはない様で。今日もネタを見つけて寄ってたかってバカにしに行っている。

今日も自分のアストンマーティンがかっこいいから、それでいいや。